Trimbleの製品の日本語はいったいどこのバカが翻訳したんだろうというひどいもので、日本人として読むに耐えません。森林関係者がよく使っているデータ処理ソフトウェアPathfinder Officeの日本語もでたらめなので英語版をインストールしています。
しかし、Differential CorrectionとData Transferは外部プログラムを参照しているようで、意に反して日本語のままになっています。Data Transferはデータを転送するだけなので問題ないのですが、Differential Correctionは複雑かつ微妙なので、言葉の意味がわからないのは致命的です。
日本語で出力されたディファレンシャル補正の結果の例がこれです。
----
基準局ファイルを検索中...
ファイルC:\Users\koro\Documents\GNSS
Projects\Sanbe20130912\Base\Akagi\03872550.13o.gz (1 of 2)が局所的に見つかりました。
ファイルC:\Users\koro\Documents\GNSS
Projects\Sanbe20130912\Base\Akagi\03872550.13n.gzがダウンロードされました。
ファイルを転送できません。
ftp://terras.gsi.go.jp/data/GPS_products/2013/255/03872550.13g.gz からファイルをダウンロードできません。
2 の 3 ファイル検索に成功しました。
検索終了
--------基準局データ詳細:--------------------
基準局プロバイダーからの基準位置を使用:
名前: Akagi
位置: 35°01'11.18820"N、 132°43'13.80770"E、 473.97 m
ソース: C:\Users\koro\Documents\GNSS Projects\Sanbe20130912\Base\Akagi
03872550.13o.gz
現地時間: 2013/09/12 8:59:45 ~ 2013/09/13 8:59:15
位置: 35°01'11.19293"N、132°43'13.83663"E、471.20 m、0.00 m アンテナ高
基準局プロバイダからの距離: 0.75m
--------カバレージ詳細:--------------------
移動局ファイル: R1.SSF
現地時間: 2013/09/12 14:37:20 ~ 2013/09/12 14:42:45
100% 補正範囲の合計
03872550.13o.gz による 100% カバレージ
--------------------------------------------------
ディファレンシャル補正中...
ディファレンシャル補正の設定:
スマート自動フィルタリングを使用する: オン
リアルタイム測位の再補正: オン
出力ポジション: 補正済みのみ
--------------------------------------------------
移動局ファイル R1.SSF の処理中...
出力ファイル C:\Users\koro\Documents\GNSS Projects\Sanbe20130912\R1_3.cor へ
搬送波処理中 ...
後処理用に 310 ポジション を選択
210 ポジション を補正しました。
100 ポジション の補正に失敗しました。
この中の 101 個は、衛星数不足のためにポジションを確定できないのが原因です。
コード処理中 ...
後処理用に 310 ポジション を選択
309 ポジション を補正しました。
1 ポジション の補正に失敗しました。
搬送波解でなく 189 コード解を選択しました。
189 コード解の質はより優れています。
--------------------------------------------------
ディファレンシャル補正サマリ:
1 ファイルが処理されました。 このファイルには:
310 の選択したポジションのうち 309 (99.68%) は後処理補正されたコードです。
310 の選択したポジションのうち 210 (67.74%) は後処理補正された搬送波です。
質が高いので、搬送波の代わりに 189 (90.43%) のコードポジションが選択されました。
310 個の未補正ポジションに対する予想精度は以下の通りです。:
範囲 パーセント
---------- ----------
0-5cm -
5-15cm -
15-30cm -
30-50cm -
0.5-1m 3.23%
1-2m 41.61%
2-5m 24.19%
>5m 30.97%
ディファレンシャル補正完了。
------
「100ポジションの補正に失敗しました。この中の101個は、衛星数不足のためにポジションを確定できないのが原因です。」とかありえないだろ!と怒鳴りたくなりますが、日本語の問題はもっと深刻です。
「310 個の未補正ポジションに対する予想精度は以下の通りです。」とありますが、なんで未補正なのかと疑問に思っていました。英語版ではここは「Estimated accuracies for 310 corrected positions are as follows:」なのです。「未補正」ではなく「補正後」と書いてあります。どうしてこういう日本語訳になっているのでしょうね?
「予想精度」というのも気に入らないです。予想という言葉には競馬の予想のように、根拠となるものが曖昧で当てずっぽうな雰囲気を感じます。何らかの根拠に基づいて計算された結果なら予測という言葉を使って「予測精度」とすべきです。
こんなのを放置しているニコントリンブルは残念すぎてどうしようもないですが、販売店のティンバーテックが完璧なサポートをしてくれるので、このわけのわからないソフトがなんとか使えているような状況です。
ディファレンシャル補正を英語化する方法もティンバーテックに教えてもらいました。これでやっとメッセージの意味がわかるようになりました。
C:\Program Files (x86)\Trimble\GPS Pathfinder Office
というWindows 7のフォルダ内にある下記ファイルを別フォルダへ移動すればいいとのことでした。
PFOCorrectAppRes.dll
PFOCorrectCommonRes.dll
PFOCorrectControllerRes.dll
PFOCorrectRes.dll
PFOCorrectUIRes.dll
他にもいろいろ教えていただき、ありがたくて涙が出そうです。実はTrimbleのGPS製品は、上手に使いこなせば森林環境においてこれ以上はないというパフォーマンスを発揮する優れものです。あれこれうるさい私が常用しているのは、ほぼTrimbleとGarminだけです。日本語によるフォローをしっかりやれば、もっとたくさん売れるのに、どうしてしないんでしょうね?
しかし、Differential CorrectionとData Transferは外部プログラムを参照しているようで、意に反して日本語のままになっています。Data Transferはデータを転送するだけなので問題ないのですが、Differential Correctionは複雑かつ微妙なので、言葉の意味がわからないのは致命的です。
日本語で出力されたディファレンシャル補正の結果の例がこれです。
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基準局ファイルを検索中...
ファイルC:\Users\koro\Documents\GNSS
Projects\Sanbe20130912\Base\Akagi\03872550.13o.gz (1 of 2)が局所的に見つかりました。
ファイルC:\Users\koro\Documents\GNSS
Projects\Sanbe20130912\Base\Akagi\03872550.13n.gzがダウンロードされました。
ファイルを転送できません。
ftp://terras.gsi.go.jp/data/GPS_products/2013/255/03872550.13g.gz からファイルをダウンロードできません。
2 の 3 ファイル検索に成功しました。
検索終了
--------基準局データ詳細:--------------------
基準局プロバイダーからの基準位置を使用:
名前: Akagi
位置: 35°01'11.18820"N、 132°43'13.80770"E、 473.97 m
ソース: C:\Users\koro\Documents\GNSS Projects\Sanbe20130912\Base\Akagi
03872550.13o.gz
現地時間: 2013/09/12 8:59:45 ~ 2013/09/13 8:59:15
位置: 35°01'11.19293"N、132°43'13.83663"E、471.20 m、0.00 m アンテナ高
基準局プロバイダからの距離: 0.75m
--------カバレージ詳細:--------------------
移動局ファイル: R1.SSF
現地時間: 2013/09/12 14:37:20 ~ 2013/09/12 14:42:45
100% 補正範囲の合計
03872550.13o.gz による 100% カバレージ
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ディファレンシャル補正中...
ディファレンシャル補正の設定:
スマート自動フィルタリングを使用する: オン
リアルタイム測位の再補正: オン
出力ポジション: 補正済みのみ
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移動局ファイル R1.SSF の処理中...
出力ファイル C:\Users\koro\Documents\GNSS Projects\Sanbe20130912\R1_3.cor へ
搬送波処理中 ...
後処理用に 310 ポジション を選択
210 ポジション を補正しました。
100 ポジション の補正に失敗しました。
この中の 101 個は、衛星数不足のためにポジションを確定できないのが原因です。
コード処理中 ...
後処理用に 310 ポジション を選択
309 ポジション を補正しました。
1 ポジション の補正に失敗しました。
搬送波解でなく 189 コード解を選択しました。
189 コード解の質はより優れています。
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ディファレンシャル補正サマリ:
1 ファイルが処理されました。 このファイルには:
310 の選択したポジションのうち 309 (99.68%) は後処理補正されたコードです。
310 の選択したポジションのうち 210 (67.74%) は後処理補正された搬送波です。
質が高いので、搬送波の代わりに 189 (90.43%) のコードポジションが選択されました。
310 個の未補正ポジションに対する予想精度は以下の通りです。:
範囲 パーセント
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0-5cm -
5-15cm -
15-30cm -
30-50cm -
0.5-1m 3.23%
1-2m 41.61%
2-5m 24.19%
>5m 30.97%
ディファレンシャル補正完了。
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「100ポジションの補正に失敗しました。この中の101個は、衛星数不足のためにポジションを確定できないのが原因です。」とかありえないだろ!と怒鳴りたくなりますが、日本語の問題はもっと深刻です。
「310 個の未補正ポジションに対する予想精度は以下の通りです。」とありますが、なんで未補正なのかと疑問に思っていました。英語版ではここは「Estimated accuracies for 310 corrected positions are as follows:」なのです。「未補正」ではなく「補正後」と書いてあります。どうしてこういう日本語訳になっているのでしょうね?
「予想精度」というのも気に入らないです。予想という言葉には競馬の予想のように、根拠となるものが曖昧で当てずっぽうな雰囲気を感じます。何らかの根拠に基づいて計算された結果なら予測という言葉を使って「予測精度」とすべきです。
こんなのを放置しているニコントリンブルは残念すぎてどうしようもないですが、販売店のティンバーテックが完璧なサポートをしてくれるので、このわけのわからないソフトがなんとか使えているような状況です。
ディファレンシャル補正を英語化する方法もティンバーテックに教えてもらいました。これでやっとメッセージの意味がわかるようになりました。
C:\Program Files (x86)\Trimble\GPS Pathfinder Office
というWindows 7のフォルダ内にある下記ファイルを別フォルダへ移動すればいいとのことでした。
PFOCorrectAppRes.dll
PFOCorrectCommonRes.dll
PFOCorrectControllerRes.dll
PFOCorrectRes.dll
PFOCorrectUIRes.dll
他にもいろいろ教えていただき、ありがたくて涙が出そうです。実はTrimbleのGPS製品は、上手に使いこなせば森林環境においてこれ以上はないというパフォーマンスを発揮する優れものです。あれこれうるさい私が常用しているのは、ほぼTrimbleとGarminだけです。日本語によるフォローをしっかりやれば、もっとたくさん売れるのに、どうしてしないんでしょうね?
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