2013年8月25日日曜日

PA6Cで準天頂衛星

準天頂衛星に対応したPA6Cはとても興味深いGPSモジュールなのですが、電子工作をする技術はないので、IDAが販売している評価キットを買うことにしました。


ノートパソコンに接続してテストしようとしたのですが、この評価キットはデータの出力がRS-232Cなので苦労することになりました。今どき、RS-232Cなんてパソコンにはついていませんからね。

幸いUSBとRS-232Cを変換するアイ・オー・データのUSB-RSAQ5があったので、これを使って接続することができました。



この評価キットにはミニUSBの端子がありますが、これは電源を供給するためだけのもののようです。ゆえに、パソコンとは2本のケーブルで接続しなければならないことになります。


GlobalTopのサイトからダウンロードしたGPS ViewerやMiniGPSを使うと、準天頂衛星(PNRは193)が捕捉できたことがわかりました。バーの色が灰色のままなのはどうやら仕様のようです。天空図に193番の衛星が出ないのも、たぶん仕様という名のバグなのだろうと思います。


次に、Mini GPSで準天頂衛星の様子を見てみました。こちらはバーが濃い青色になっていて、天空図にも193番の衛星が出ています。準天頂衛星は利用できているとみてもよさそうです。


GPS ViewerではNMEAのログが取れるので、これを使えば地図アプリとの連携もできるのではないかと思っています。これについてはまたいつか挑戦したいです。

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