2014年6月14日土曜日

Pathfinder Officeのディファレンシャル補正でRINEXファイルを使う

TrimbleのPathfinder Officeのディファレンシャル補正は固定局のファイルとしてTRIMBLEのDATファイル以外にもRINEXファイルを使うことができます。国土地理院の電子基準点のRINEXファイルが蓄積されているディレクトリを指定すると、移動局の観測時間に対応した固定局のファイルを自動で取ってきて補正をしてくれるのがとても便利です。

GPSの森@島根大学のGNSS基準局でもそういうのがやりたかったのですが、うまくいかないのでそういうものなのだろうと原因を探さずになんとなく放置していました。あるとき思い立って再度やってみたところGNSS基準局から移動局の観測時間に対応した固定局のファイルを自動で取ってくるところまではできることがわかりました。

しかし、ディファレンシャル補正を実行する段階でエラーが出て止まってしまいます。この原因はPathfinder Officeのディファレンシャル補正がRINEXファイルのバージョン3.XXに対応していないことでした。GNSS基準局が出力しているRINEXファイルのバージョンを3.00から2.11に変更したところ自動ディファレンシャル補正ができるようになりました。詳しい使用方法はこちらにあります。

GPSの森@島根大学のGNSS基準局は島根県大田市という東西に長い島根県の真ん中あたりにあり、これまでの実績では東は松江市、西は浜田市でディファレンシャル補正に活用できています。おおよその50km圏は下の赤丸になります。松江、浜田、三次、庄原あたりまでが圏内です。


国土地理院の電子基準点もデータ公開を早めるなど改善が行われていますが、データサンプリング間隔が30秒と長いので森林のデータで利用するには不十分なことがあります。GPSの森@島根大学のGNSS基準局は森林での利用を目的にデータサンプリング間隔を1秒にしていることが利点となっています。

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