2013年10月1日火曜日

ワールドファイル

GISにラスターデータの画像ファイルを読み込ませるには、位置情報がまとめられたワールドファイルが必要です。このフォーマットはもともとESRIが作ったもので、下のような数値情報が書かれたテキストファイルになっています。

0.43652801635221344 ... X方向(横方向)のピクセルサイズ
0 ... 行の回転角度
0 ... 列の回転角度
-0.43652801635221344 ... Y方向(縦方向)のピクセルサイズ
40408.58754203534772387 ... 左上ピクセル中心のX座標
-92395.0587584066670388 ... 左上ピクセル中心のY座標

Y方向のピクセルサイズは上から下へ移動すると座標値が減るのでマイナスになっています。一方、X方向のピクセルサイズは左から右へ移動すると座標値が増えるのでプラスになっています。回転角度はあまり使わないようで、ゼロが入っているものが多いです。

GISのおもしろさは、このように定義されるラスターデータとベクターデータの重ね合わせにあるように思われます。そこに、GPSで収集した移動体のデータを重ね合わせると...考えただけでわくわくしますね。

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