2013年9月14日土曜日

Magellanの後処理DGPS対応機

TrimbleのGPSが最近円安を背景に値上がりして、マッピング機がずいぶん高くなってしまいました。もう少し安いマッピング機があればいいのにと思っていますが、適当なものがなかなか見つかりません。

GISに使われるマッピング機と単独測位のナビゲーション機の橋渡しができそうな機種には、日本でジオサーフが販売しているeXplorist Pro10があります。この機種はGISデータを収集できることが特徴なのですが、MSASによる補正のみしか対応していません。

森林環境ではMSASはほとんど使えないことがこれまでの経験から明らかになっており、後処理ディファレンシャル補正がなければGISデータの収集は無理だと思われます。

しかし、Magellanのサイトを見るとeXplorist Pro10はEZSurvという後処理ディファレンシャル補正を行うソフトウェアとバンドルして販売されているようです。価格は1,499ドルなので、Trimble製品とは比べものにならないほど安いです。

eXplorist Pro10のチップがSiRFstarIIIなので、後処理ディファレンシャル補正を行ったとしてもたいして精度は上がらないのではないかと思われます。ただ、こういうのはやってみないとわからないのが世の常で、やってもいないのに無理だとは言えないです。ぜひとも一度やってみたいです。

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